HUAWEI Band 10 レビュー|進化したAluminum Editionと睡眠モニタリング

2025年4月10日、HUAWEI Bandシリーズの最新モデル「 HUAWEI Band 10 」が登場しました。

HUAWEI Band シリーズは特に睡眠トラッキングに優れ、コスパの高いスマートウォッチとして大変人気のモデルです。
実際に使ってみると、デザインと睡眠モニタリング機能がさらに進化し、健康管理を重視する方人には、より高い満足感が得られるアイテムに仕上がっていました。
関連:
【比較】HUAWEI Band 10は買うべき?9との違いと進化したポイントをわかりやすく解説
メリット | デメリット |
---|---|
約7000円で高コスパ 長時間装着しやすい 睡眠モニタリングが優秀 急速充電対応 アルミニウム合金ケースによる高級感と耐久性の向上 | GPS機能なし 純正充電ケーブルがUSB-A端子 |
本記事は「 HUAWEI Band 10 Aluminum Edition 」 について書いていきます。
※本記事は製品体験に基づくレビューであり、医療的アドバイスを目的としたものではありません。

HUAWEI公式サイトはこちらから



HUAWEI Band 10 Aluminum Edition の評価は以下のようにさせていただきました。
HUAWEI Band 10|外観
HUAWEI Band 10 では、これまでシリーズで採用されていたプラスチックケースに加えて、アルミニウム合金ケースが新たに採用され高級感と耐久性がさらに向上しています。
本記事は、アルミニウム合金ケースのホワイトを紹介します。


パッケージはこのようになっています。


開封して、付属品を確認してみます。
・取扱説明書
・充電ケーブル
・本体






ディスプレイは 1.47インチAMOLED。解像度は194 × 368ピクセル。文句なしです。
アルミニウム合金ケースのフレーム採用で、高級感がアップしています。




エッジ部分にダイヤモンド加工が施され、かっこよく進化しています。


本体には片方にサイドボタンが1つ搭載しています。


前モデルのHUAWEI Band 9と比較してみます。


ダイヤモンドカットを施しているHUAWEI Band 10は、光の加減でキラッと輝く仕上がりになっていますね。
装着してみるとこんな感じです。


カラーバリエーションは以下の通りです。
フレーム素材 | カラー |
---|---|
プラスチック | ブラック |
ピンク | |
アルミニウム合金ケース | マッドブラック |
ホワイト | |
グリーン | |
ブルー | |
パープル |
アルミニウム合金ケースは高級感や耐久性が特徴で、カラーバリエーションも豊富です。一方、プラスチックケースは軽量でカジュアルなデザインが特徴です。
関連:
【比較】HUAWEI Band 10は買うべき?9との違いと進化したポイントをわかりやすく解説
付属ベルトは、フルオロエラストマー素材です。




・ソフトな手触りと高い耐久性
・耐汗性
・快適な装着感、長時間の使用に適している
バンドの着脱方法
バンドは簡単に取り外しと交換が可能で、背面のボタンを押すだけで取り外せます。
バンドの外し方
背面のボタンを軽く押します


ボタンを押したまま、バンドを引っ張ります


バンドの接続方法
バンドと本体は分離します


カチッと音がするまで押し込むだけ







バンドはシーンや気分にあわせて変更できます。
HUAWEI Band 10|スペック
製品 | HUAWEI Band 10 |
---|---|
発売日 | 2025年4月10日 |
価格 | プラスチック:6,800円 | アルミ:8,580円
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED |
解像度 | 194×368ピクセル PPI 282 |
材質 | プラスチック アルミニウム合金 |
本体サイズ | L43.45 × W24.86 × D8.99 mm |
本体重量 | アルミ:約15g プラスチック:約14g |
バッテリー持続時間 | 通常使用:約14日 ヘビーユース:約8日 |
充電時間 | フル充電:約45分 5分充電で約2日間使用可能 |
充電端子 | 磁気充電ポート |
防水性能 | 5ATM |
GPS | |
操作部 | フルタッチパネル+サイドボタン |
スポーツモード | 100種類以上 |
バイブレーション | 弱・強 から選択 |
常時点灯表示 | |
対応OS | Android 9.0以上 iOS 13.0以上 |
動作環境 | 温度 -10℃~+ 45℃ |
公式サイト | HUAWEI公式サイト |



アルミとプラスチックの価格差が約1,700円なら、やはりアルミフレームがおすすめです。
防水性能
「5ATM」の防水性能を備えており、静水圧50メートル相当までの防水に対応しています。プールや海辺での水泳など、浅い水域での使用も可能です。



以下のシーンでは使用しないでください!
・シュノーケリングやダイビングなどの深い水中活動
・ホットシャワー、温泉、サウナ
・滝や高速シャワーなどの高水圧
また、海水で使ったあとは真水でしっかり洗い流し、水分を拭き取ってから保管することで、製品を長持ちさせることができます。
サイズ感
HUAWEI Band 10の本体サイズは、縦43.45 × 横24.86 × 厚み8.99 mm。HUAWEI Band 9とは殆ど変わりません。
500円玉と比べてみるとこんな感じです。


厚みは 8.99 mmと、さすがの薄さ。


重量
本体のみの重量は、15g。ベルトを含めると30gです。




この軽量さが、睡眠中やワークアウト中に気にならず、つけているのを忘れてしまうくらいです。
HUAWEI Band 10|魅力
ここからは、HUAWEI Band 10を実際に使用して感じた魅力をご紹介します。
より高度な睡眠モニタリングに進化


HUAWEI Band 10では、HUAWEI独自の睡眠分析技術「TruSleep™」がさらに進化。



HUAWEI Band 9には以下のシステムが搭載されていました!
・入眠と覚醒の認識精度が向上
・正確な睡眠パターンの把握が可能
・睡眠中の心拍数、血中酸素レベル、呼吸数、呼吸の乱れを高精度で測定
・睡眠状態を分析して、点数化
・分析と提案
今回の、このTruSleep™に新たに以下の機能が追加!
「心拍変動(HRV)」や「呼吸の乱れ」の検知機能が加わり、これまで以上に詳細で立体的な睡眠モニタリングが可能に。呼吸の安定性や自律神経のバランスまで可視化できるようになりました。



アプリに記録されたデータをもとに、自分の睡眠パターンを確認できます。
睡眠モニタリング結果
スマートウォッチを装着するだけで、睡眠中の手首の動きや心拍変動を自動測定し、データをアプリに記録します。



i.zacの睡眠モニタリング結果を公開します。
・睡眠時間:8時間23分
・スコア :91点




詳細なモニタリング分析結果も確認できます。



スコアだけではなく正常度を認識できるのは便利です!







アプリにリラックス用サウンドも内蔵しています。
分析と提案、睡眠インサイトを確認できます。




睡眠インサイトでは、様々なデータを確認することができます。
・
・睡眠時間
・睡眠スコア
・入眠時間
・睡眠の規則性
・
・睡眠時間
・睡眠スコア
スマートウォッチでもモニタリング結果は確認できます。


情緒モニタリング機能で心の状態を可視化
HUAWEI Band 10 では、心拍数の変動やストレスレベルをもとに情緒モニタリングが可能になりました。日常の中で自分がどんな気分の波を過ごしていたのか、アプリ内でひと目でチェックできます。
情緒モニタリングは以下の通りです。




ストレスモニタリングは以下の通りです。







自律神経のバランスや一日の感情の流れがグラフ化されて表示されます。
データ分析


週間ストレスレベルをグラフ表示する機能を搭載








心拍数モニタリング
心拍数のモニタリングもバッチリです。24時間心拍数を自動で測定してくれます。


インサイト結果




週間、月間のデータ




アルミフレームで高級感と耐久性アップ
HUAWEI Band 10から、新たにアルミニウム合金ケースを採用。従来のプラスチックフレームと比べて、ぐっと高級感が増し、耐久性がさらに向上しました。


よりスマートでスタイリッシュな印象になりました。






着用してみるとこんな感じです。HUAWEI Band 10から採用されたダイヤモンドカットがキラッと光り輝き、高級感を漂わせています。





1万円以下とは思えない質感だな。
ビジネスでもカジュアルでも、どんなシーンにもマッチするデザイン性。スマートウォッチにありがちなスポーティーすぎる印象はなく、1つのファッションのように使えるのがポイントです。
本体の片面には、サイドボタンが1つ搭載しています。


カラーバリエーションも豊富です。
フレーム素材 | カラー |
---|---|
プラスチック | ブラック |
ピンク | |
アルミニウム合金ケース | マッドブラック |
ホワイト | |
グリーン | |
ブルー | |
パープル |



HUAWEI公式サイトはこちらから
急速充電と長時間バッテリー


バッテリー持続と、充電方法
HUAWEI Band 10は、スマートウォッチとしてはトップクラスのバッテリー性能を誇ります。
マグネット式の充電端子を採用しており、充電クレードル付きUSBケーブルで充電します。






通常使用で14日間、ヘビーユースでも8日間 使用可能。毎日充電する必要がないので、旅行や出張、忙しい日常の中でもバッテリー切れの心配はありません。
急速充電
さらに注目すべきは、急速充電機能。
わずか 5分の充電で約2日間 使用可能。フル充電も45分で完了します。お風呂や休憩時間の間にサッと充電すればOKです。



朝の身支度中にサッと5分。2日分の駆動時間を取り戻せるので、バッテリー切れの不安が激減だね。
AOD(常時表示)ONで約3日
Always-On Display(常時表示)を有効にするとバッテリー持続は3日間になります。
時計を見るように 手首をクルッとひねる、あるいは 軽く持ち上げる 動作をするだけで、画面が瞬時に点灯する機能が搭載しています。



AOD表示を無効にしても、ほぼストレスなく画面は確認できます!
自動調光機能搭載で視認性良し
自動調光機能が搭載されており、周辺の明るさを感知し、画面輝度を自動で最適化してくれます。
HUAWEI Band 10の輝度は公式発表は出ていませんが、前モデルのHUAWE Band 9の1200ニトと同等に感じます。


太陽の下でもパッと鮮明
真夏の強い日差しや屋外ランニングの最中でも、最高輝度まで一気にアップ。手首をひと振りすれば、細かなグラフや数値まで問題なく読み取れます。



屋外でAOD表示は、見づらい印象です。


夜間もまぶしさゼロ
暗い寝室や間接照明の下では、画面がやさしくトーンダウン。就寝前のデータ確認や夜中のアラーム操作でも、まぶしさに目を細める必要はありません。
一瞬でベストな輝度を実現する自動調光機能は、HUAWEI Band 10がどこでも使えると感じる最大の理由のひとつです。朝も夜も、見逃したくないデータを確実にキャッチできます。



こうした自動調整によって、画面が見づらいというストレスから解放されます!
圧倒的な自由度を誇る文字盤機能
HUAWEI Band 10の魅力のひとつは、何千何万もの文字盤から自分好みのデザイン&機能を選べる、その圧倒的なカスタマイズ性です。








無料・有料合わせて10,000種以上の豊富な文字盤をダウンロード可能です。







無料版も豊富ですので、有料版ではなくても十分カスタマイズを楽めます。




ワークアウト対応もばっちり
HUAWEI Band 10は、100種類以上のワークアウトモードを搭載しています。本体にGPS機能はありませんが、スマホと連携させればルートの記録もできます。
一見、川の上を歩いているように見えますが、ルートはほぼ正確に記録されています




アプリでも詳細データを確認できます








以上が、HUAWEI Band 10を実際に使用して感じた魅力です。
専用アプリインストール


スマホに専用のアプリをインストール
対応OSは以下の通りです。
・Android 9.0以上
・iOS 13.0以上
アプリのログイン用パスワードなどの設定
スマートウォッチとスマホを接続する


- 約7000円で高コスパ
- 長時間装着しやすい
- 睡眠モニタリングが優秀
- 急速充電対応
- アルミニウム合金ケースによる高級感と耐久性の向上
- GPS非搭載(スマホ連携必要)
- 純正充電ケーブルがUSB-A端子
HUAWEI Band 10 レビューまとめ
本記事は、「 HUAWEI Band 10 」をレビューしました。
前モデルから、睡眠モニタリング機能の強化やデザイン性の向上など多くの魅力を備えていました。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
以上、i.zacでした。

