Xiaomi Smart Band 10 レビュー|やっぱりコスパ最強。使用感を徹底解説

2025年6月27日、Xiaomi Smart Band 10 が発売されました。

コスパ最強スマートウォッチといえば、Xiaomi Smart Band 。今回発売されたXiaomi Smart Band 10は一体どのようなモデルになったのか、気になりますよね。
本記事は、私が実際に使ってみた感想や機能について書いていきます。
メリット | デメリット |
---|---|
振動アラーム 睡眠モニタリング バッテリー性能 軽い装着感 9軸モーションセンサー | 価格が6,000円台に |

これまでの5,000円台から価格が上がりましたが、コスパは重視ならこの1本をおすすめします!
※本記事は製品体験に基づくレビューであり、医療的アドバイスを目的としたものではありません。
Xiaomi Smart Band 10|外観
Xiaomi Smart Band 10では、これまで採用されていたアルミフレームに加えて、セラミック素材を用いた、より高級感のあるセラミックエディションが新たに発売されました。



セラミックエディションについては、スペック比較で説明しています。
本記事は、通常版のスタンダードエディションのミッドナイトブラックを紹介します。
パッケージはこのようになっています。


開封して、付属品を確認してみます。


・本体
・ストラップ
・充電ケーブル
・取扱説明書
ディスプレイは、1.72インチ有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ。


解像度は、212×520ピクセル。従来モデルよりも解像度が向上しています。
リューズやボタンはありません。アルミ合金フレームでカッコいい仕上がりです。







60Hzリフレッシュレートで滑らかなタッチディスプレイです。
厚みは10.95mmと繊細でスリムです。


装着するとこんな感じです。最大輝度は1500nitsで従来モデルから25%アップしています。




カラーバリエーションは全部で4色展開。セラミックエディションはパールホワイトの1色です。
フレーム素材 | カラー |
---|---|
スタンダードエディション | ミッドナイトブラック |
グレイシャーシルバー | |
ミスティックローズ | |
セラミックエディション | パールホワイト |
スタンダードエディショの付属ベルトの素材は、熱可塑性ポリウレタンです。
サラサラした肌触りでストレスなく装着できる印象です。




※セラミックエディションの付属ベルトの素材は、フッ素ゴムです。
バンド着脱方法


本体裏側にあるボタンを軽く押す


ボタンを押したまま、バンドを外側に引っ張る


バンドは本体から分離します


カチッと音がするまで押し込むだけ



バンドもかっこいいものが多くて迷う…!
Xiaomi Smart Band 10|スペック
製品 | Xiaomi Smart Band 10 | |
---|---|---|
スタンダードエディション | セラミックエディション | |
価格 | ¥6,280 | ¥8,680 |
素材 | アルミニウム合金フレーム | セラミックフレーム |
本体サイズ | 46.57×22.54×10.95mm | 47.74×23.94×10.95mm |
本体重量 | 15.95g | 23.05g |
ディスプレイ | 1.72インチ有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ | |
解像度 | 212×520ピクセル | |
最大輝度 | 1500nits | |
バッテリー容量 | 233mAh | |
バッテリー持続 | 最大21日間 | |
充電タイプ | マグネット式充電 | |
充電時間 | 約1時間 | |
防水性能 | 5ATM | |
GPS | ||
スポーツモード | 150種類以上 | |
常時点灯表示 | ||
対応OS | Android 8.0 | |
iOS 12.0 以降 |
関連:Xiaomi Smart Band 10と9の違いは?何が進化したのか徹底解説
搭載センサー


Xiaomi Smart Band 10には、以下のセンサーが搭載されています。
搭載センサー | 機能 |
---|---|
加速度計 | 歩数・移動・運動検知 |
ジャイロスコープ | 姿勢・動きの方向検知 |
光学式心拍計 | 心拍数の常時モニタリング |
パルスオキシメーター | 血中酸素濃度の測定 |
電子コンパス | 方位検知、屋外アクティビティサポート |
環境光センサー | 周囲の明るさ検知、画面自動輝度調整 |



電子コンパス機能が追加され、9軸モーションセンサーとして高精度な動作検知が可能となりました。
防水性能
5ATMの防水性能を備えており、静水圧50メートル相当までの防水に対応しています。プールや海辺での水泳など、浅い水域での使用も可能です。
・熱いシャワーやサウナ、ダイビング
・ウォータースポーツなどで急流や直接的な衝撃



防水性能は永久的ではなく、時間とともに低下する可能性があります。
サイズ感
スタンダードエディションのサイズは、縦46.57×横22.54×厚み10.95mm。
※セラミックエディションは、縦47.74×横23.94×厚み10.95mmです。




500円玉と比べてみるとこんな感じです。


前回モデルのXiaomi Smart Band 9から横幅のサイズが若干大きくなっています。
ベゼルが狭くなってディスプレイの占有率が上がりました。





サイズ感は、大幅に変わった印象はありません。
重量
本体のみの重量は16g(公式では 15.95g)。ベルトを含めると28g。




Xiaomi Smart Band 10|特徴
ここからは、Xiaomi Smart Band 10 の特徴を紹介します。
・睡眠モニタリング
・ネックレスモード
・振動アラーム
・装着感
・長時間バッテリー
・自由度の高いデザイン
・スマホ連携の通知機能
・9軸モーションセンサー搭載
睡眠モニタリング
下記の睡眠ステージをトラッキングしてくれます。
・深い睡眠
・浅い睡眠
・レム睡眠
・覚醒時間
以下、睡眠時間が短い日のモニタリング結果です。









睡眠スコアも低く、寝不足であることが指摘されています。







睡眠スコアが低い日は、身体が本調子でないのを実感するので、睡眠モニタリングの精度には納得できます。
新たに追加された、睡眠効率
Xiaomi Smart Band 10には、新たに「睡眠効率」という指標が搭載されました。この機能は、ベッドにいた総時間に対して実際に眠れていた時間と、入眠までに要した時間を測定します。
それでは、実際のモニタリング結果を見てみましょう。





単なる睡眠時間だけでなく、どれだけ効率よく眠れているかを可視化できるようになりました。
ネックレスモード
ネックレスモードは、Xiaomi Smart Band 10をネックレスアクセサリーに装着して、首から下げて使うための専用モードです。



スマートウォッチをファッション感覚でつける時代か…
このモードを有効にすると、下記の機能が利用可能です。
・時計表示
・歩数計測
心拍数や睡眠計測などはできません。ネックレスモードでは、歩数計の正確さにばらつきが発生することがあるようで、正確に計測したい方には向いてないです。
本体またはアプリで「ネックレスモード」に切り替える必要があります。


靴に装着するペブルモードもあるようです。


振動アラーム
振動によるアラーム機能もばっちり搭載しています。新しいリニアモーターで、振動のパターンが進化しました。
振動の強さはソフトが新たに追加され、3種類から選べるようになりました。





振動の最大の強さは変わっていないように感じました。
また、振動パターンのカスタマイズができるようになったのも嬉しいポイントです。








関連:【2025年版】振動で起きるスマートウォッチおすすめ7選
装着感
装着感は、前モデルのXiaomi Smart Band 9と同様、長時間つけていても手首が疲れにくいです。


軽快な装着感のまま画面サイズが大きく進化しました。重量もほとんど同じですので装着感は相変わらず抜群です。


長時間バッテリー
バッテリーは通常使用で最大21日間持続します。充電の手間がなければないほど最高です。



1ヶ月に1度充電すればいいのは非常に便利です!


充電方法は、スマートウォッチ背面のマグネット式の充電クレードルに接続するだけです。




Xiaomi Smart Band 10 | バッテリー |
---|---|
充電時間 | 約1時間 |
バッテリー容量 | 233mAh |
通常時用 | 21日 |
AOD | 9日 |
高負荷モード | 8日 |



今回もワイヤレス充電には対応していないようです。
自由度の高いデザイン
豊富な種類の文字盤(ウォッチフェイス)が用意されています。








バンドと文字盤を変えて、幅広いデザインを楽しむことができます。








一部の壁紙は、色をカスタマイズできるようです。





バンドを変えるだけで様々なシーンにでも合わせることができます。
スマホ連携の通知機能
スマホと連携することで各種アプリの通知を手元で受け取ることができます。


通知設定方法は以下の通りです。


以下、通知一覧です。




9軸モーションセンサー搭載
Xiaomi Smart Band 10から、下記の3つのセンサーを組み合わせた9軸モーションセンサー が搭載されました。
・加速度計
・ジャイロスコープ
・電子コンパス(磁気センサー)
電子コンパス機能が追加されたことにより、9軸モーションセンサーを実現しました。




メリットは下記の通りです。
・動きを立体的に正確検知
・水泳モードで96%の精度でラップ数を計測



手首の「向き」「回転」「加速度」を一度に把握してスポーツ解析の精度が大幅アップしたんだね!
またシリーズで初めて、水中でのリアルタイム心拍数モニタリングに対応。
これにより、プールなどで泳いでいる最中でも、リアルタイムで心拍数データを取得し、スイミングトレーニングの記録や管理がより充実しました。



水泳のワークアウト機能が強化されています!
9軸モーションセンサーを搭載したことで、水泳以外の150種類以上のスポーツモードでも、下記の専門指標を測定してくれます。
・VO₂max(最大酸素摂取量)
・トレーニング負荷
・回復時間
専用アプリMi Fitnessの使い方
・App StoreやGoogle Playでダウンロードできます。
・新規登録の場合は、メールアドレスか電話番号を使用してMiアカウントを作成します
・アプリの画面の指示に従って、XiaomiスマートウォッチとBluetooth接続を行います






- 振動アラーム
- 睡眠モニタリング
- 長時間バッテリー
- 軽快な装着感
- 9軸モーションセンサー搭載
- 価格が6,000円台に
Xiaomi Smart Band 10レビューまとめ
本記事は、Xiaomi Smart Band 10をレビューしました。
軽快な装着感はそのままに、ディスプレイ性能が進化しているのを実感しました。
価格は6,000円台になりましたが、それでも機能性と使い心地を考えればコスパは秀逸。コストパフォーマンス重視の方には自信をもっておすすめできる一台でした。
スマートウォッチ選びで迷っているなら、ぜひ候補に入れてみてください。


以上、i.zacでした。